投資用不動産:繰上げ返済 vs 新規投資、どちらを選ぶべき?

query_builder 2024/12/19
ワンルームマンション一棟マンション

投資用不動産を所有している皆さま、繰上げ返済をするか、それとも新たな投資に資金を充てるべきか悩んだ経験はありませんか?
このテーマについて、お客様とのやり取りをもとに、考えるべきポイントを整理してみました。


1. 基本の考え方
繰上げ返済をするか、新規投資をするかの判断は、次の2つを基準に考えます:

  • キャッシュフローと利回り
  • 投資の機会損失

たとえば、600万円を使う場合、次のような比較ができます。

  • 繰上げ返済:年間収支が60万円改善 → 利回り10%
  • 新たな投資:年間収益が48万円 → 利回り8%

この場合、繰上げ返済の方が合理的です。額面の収支改善が大きいからです。


2. 長期的な視点も考慮を
ただし、新規投資には資産価値の増加やキャピタルゲインの可能性があります。一方で、リスクも伴います。
短期的には繰上げ返済が合理的でも、長期的な資産形成の視点で新規投資が選ばれることもあります。


3. 判断の基準:繰上げ返済の利回りは何%以上か?
利回りだけで判断する場合、以下の基準が参考になります。

  • 国債利回り(10年物):約1.2%
  • 不動産投資の一般的な利回り:4~5%

これらを踏まえると、繰上げ返済の利回りが2%以上なら、リスクの低さも加味して合理的な選択肢になると言えます。


4. 現在の市場状況も判断材料に

最近の不動産価格の高騰で、利回りが低下しているケースも見られます。そのため、無理に新規投資をするよりも、繰上げ返済を選び、キャッシュを貯めておくのも賢い戦略です。


まとめ
繰上げ返済と新規投資の判断は、短期的な収支改善だけでなく、長期的な資産形成や市場環境も考慮する必要があります。
ぜひ今回の内容を参考に、賢い資産運用を目指してください。


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